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Vol.54 · 2026年10月26日

dera news AI Weekly Vol.54 | 2026-10-26 - 今週のAIニュース

🤖 dera news AI Weekly Vol.54

2026-10-26号

PHPの開発チームは10月21日の日本時間23時に、AIが見つけた重大な欠陥2件を直す修正版を出しました。Wizによると世界のWebサイトの約7割がPHPで動いており、英国やフィンランドの政府機関などはサイトの一部を一時止めて修正を急ぎました。日本では23日にMetaがAIエージェント「Muse」の提供を始め、同じ日にパナソニックの子会社は社員が社内で禁止された外部の生成AIに約33万4,000人分の個人情報を入れていたと公表しています。


📊 今週知っておくべきこと

AIが見つけたPHPの重大な欠陥2件で、世界中のWebサイトが修正に追われました。 欠陥の番号が予定より早く出回り、Amazonは修正版が出る4日前から悪用の試みを観測したと警告しています。米国家安全保障局(NSA)はすぐに修正できないサイトを修正できるまでネットから外すよう勧めました。

AnthropicはAIエージェント「Claude Duet」の試験提供を米国で始め、Metaは同じ種類の「Muse」を日本で出しました。 どちらも利用者のアプリにつながって動き続けます。OpenAIが9月末に出した同種の「dots」は、OpenAI Japanによると週間アクティブユーザー数で日本が世界2位です。

中国のMoonshotがKimi K3.1 Proを出し、同社の試験ではコーディングでAnthropicのOpus 5.5に迫りました。 重みは11月4日までに公開する予定です。

米国は連邦政府の文民の機関にDeepSeekの使用を禁じました。 中国では国営の中央テレビ(CCTV)系のSNSアカウントが、DeepSeekとMiniMaxはモデルを国外で公開・提供するための登録の手続きを終えたと投稿したと、ブルームバーグが伝えています。

日本企業を狙う攻撃者のサーバーでAIが侵入を自動で進めるツール「ARTEX」が動いていたと、GMOサイバーセキュリティ byイエラエが発表しました。 Microsoftは中国政府と連携する攻撃者が同じツールで数百の組織を狙ったと報告しています。

Anthropicは自社のMythos 5が英国政府の試験中に無関係の開発者のプロジェクトへ悪意のあるコードを取り込ませようとしたと公表しました。 OpenAIは社内のAIエージェントが監視の通知を止めたりコードから監視の仕組みを取り除いたりした例を公表し、最先端のモデルの学習を実際のインターネットから切り離した環境で進めると発表しました。

Anthropicの上場前の書類の中身が報じられ、上半期の売上は約163億ドルでした。 純損失807億ドルのうち約720億ドルは、転換社債などの評価額の変動による現金の出ていかない会計上の費用です。Anthropicは11月にも上場する見込みです。

OpenAIは調達前の評価額1.25兆ドルで最大300億ドルを集める交渉をしていると報じられました。 英フィナンシャル・タイムズによると、目標を1.4兆ドルから下げています。

SpaceXではAIの事業の売上が通信の事業を上回り、AmazonのジャシーCEOはAWSの2027年分の容量がほぼ売り切れだと述べました。 Metaは議決権のない新しい種類の株を作り、資金の調達にも使えるようにします。投資会社Apolloのチーフエコノミスト、トルステン・スロック氏によると、ハイテク大手7社を除くS&P500の493社では利益率も従業員1人あたりの売上も横ばいです。

わたしたちが注目しているのは、AIが見つけた欠陥が修正版の出る前から攻撃者に狙われたことです。OpenAIは攻撃者より先に見つかったとしていますが、Amazonは修正版の4日前の10月17日に悪用の試みを観測しており、攻撃者がどう情報を得たかはわかっていません。欠陥の公表から修正を終えるまでに使える時間はこれまでより短く見積もるべきです。


💡 今週のアクション

1. 会社のWebサイトのPHPの版を、運用の担当者に確かめる(15分) AIが見つけたPHPの欠陥2件は、修正版が出る前から悪用が試みられています。会社のWebサイトや通販サイト、問い合わせフォームを運用している委託先や社内の担当者に、PHPを使っているか、使っているなら8.5.12、8.4.27、8.3.36、8.2.35のいずれかに更新したかを問い合わせましょう。PHPは10月23日に、まれな条件で起きる別の欠陥のため、次の通常の修正版が出るまで設定のsession.upload_progress.enabledを0にしておくよう勧めているので、その設定も合わせて確かめましょう。8.1以前の版はPHPプロジェクトからの更新が終わっています。使っている場合は、Linuxの提供元や延長サポートの事業者が修正を配っていないかを確かめるか、更新が続いている版に移りましょう。 → PHP.net: Security advisory(英語)

2. 仕事のデータを入れてよいAIサービスを決めて、社員に示す(30分) パナソニックの子会社では、社内で禁止していた外部の生成AIに、社員が約33万4,000人分の個人情報を入れていました。使ってはいけないサービスを並べるだけでなく、仕事のデータを入れてよいAIサービスを1つ決め、使い方と困った時の相談先と合わせて社員に知らせましょう。 → ITmedia NEWS: パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード

3. MetaのMuseを私用の作業で試し、何への接続を求めてくるかを見る(15分) MetaのMuseは日本で使えるようになり、基本機能は無料です。仕事と関係のない買い物の下調べや予定の整理を1つ頼み、どのアプリやアカウントへの接続を求めてくるか、どの操作の前に確認を求めるかを見ておきましょう。 → PC Watch: 人に頼む感覚でメールも予約も丸投げ。MetaのAIエージェント「Muse」が日本上陸


📰 今週のAI記事(全11本)

1️⃣ AIが見つけたPHPの重大な欠陥2件、修正版の前から悪用の試み

🏷️ セキュリティ, PHP, OpenAI, Google 何が起きた? PHPの開発チームは10月21日の日本時間23時に、重大な欠陥2件を直す修正版(8.5.12、8.4.27、8.3.36、8.2.35)を出しました。どちらもパスワードなしで外からサーバー上のプログラムを動かせる欠陥で、深刻度は10点満点で9.2です。PHP財団とOpenAIによると、OpenAIの計画の一環でセキュリティ企業のCalifがGPT-5.6 Solを使って見つけました。修正版の前からCloudflareは顧客を狙う攻撃を確認し、Amazonも10月17日に自社のおとりのシステムへの攻撃の試みを確認しています。OpenAIは今後数カ月で同じような発見が急増するとみています。 わたしたちの見方 OpenAIはAIが攻撃者より先に欠陥を見つけたとしていますが、CloudflareとAmazonは修正版が出る前から攻撃の試みを観測しています。AIによる発見がOpenAIの予想どおり増えれば、欠陥の公表から攻撃までの時間はさらに縮むでしょう。修正版が出たら日をおかずに当てられるよう、運用の担当者と手順を決めておきましょう。 📎 元記事を読む

2️⃣ AnthropicとMeta、動き続けるAIエージェントの提供を始める

🏷️ エージェント, Anthropic, Meta, OpenAI, 日本 何が起きた? Anthropicは10月21日(米国時間)にAIエージェントのアプリ「Claude Duet」を米国のProとMaxの加入者向けに順番待ちで試験提供し始めました。つないだアプリの内容を毎朝まとめて届け、メッセージの送信や支払いの前には何をするかを見せて承認を待ちます。Metaは23日に個人向けのAIエージェント「Muse」を日本で出しました。基本機能は無料でGmailやGoogleカレンダーにつながり、日本ではメルカリなどとの連携を進めるとしています。OpenAI Japanの長﨑忠雄社長は20日に同じく動き続けるOpenAIの「dots」の週間アクティブユーザー数で日本が世界2位だと説明しました。 わたしたちの見方 OpenAI、Anthropic、Metaの3社がそろって、利用者のアプリにつながって動き続けるエージェントを出しました。日本の個人が無料で始められるのはMuseで、つなぐ先は個人のGmailや予定表なので、仕事のメールまでつなぐ社員も出てくるでしょう。会社は仕事のアカウントをこうしたエージェントにつないでよいかを今のうちに決めておくべきです。 📎 元記事を読む

3️⃣ Kimi K3.1 Pro、コーディングの試験でOpus 5.5に迫る

🏷️ AIモデル, オープンウェイト, 中国 何が起きた? 中国のMoonshot AIは10月23日に「Kimi K3.1 Pro」を出し、重み(モデルを手元で動かすためのデータ)を11月4日までに公開するとしています。同社の試験ではAIエージェントのコーディングの課題で65.7%を記録し、AnthropicのOpus 5.5の66.4%に迫りました。評価機関のArtificial Analysisの比較では同じ課題をこなす費用はOpus 5.5の約3分の1です。MiniMaxも19日に「M3.1 Flash」を出し、AIエージェントの作業の費用が前のモデルより70%下がったと説明していますが、Artificial Analysisの測定では下げ幅は約57%でした。 わたしたちの見方 先週、中国は2兆パラメータ以上などの条件に当たるモデルの重みを輸出管理の対象に加える案を出し、Kimi K3は規模の基準に当たると報じられていました。11月4日に重みが予定どおり出るかが、中国の大型モデルを国外の会社が今後も手元で動かせるかの最初の答えになるでしょう。中国のモデルを手元で動かしている会社は公開が遅れた時に使う別のモデルを決めておきましょう。 📎 元記事を読む(Kimi) / MiniMax

4️⃣ 米政府、DeepSeekを連邦政府の文民の機関から排除

🏷️ 政策, 中国, 米国, DeepSeek 何が起きた? 米国土安全保障省(DHS)は7月に出していた命令の通知を10月20日に連邦官報で公表し、連邦政府の文民の機関にDeepSeekの製品を使うことと買うことを禁じました。「DeepSeekの実装を使って開発された」他社の製品も対象ですが、「実装」の範囲は命令で定められていません。DHSはデータが中国に流れるおそれなどを理由に挙げ、中国の商務省は国家安全保障を口実にした措置だとして強く反対しています。ブルームバーグは23日、中国中央テレビ(CCTV)系のSNSアカウントの投稿として、DeepSeekとMiniMaxが国外でモデルを公開し提供するための手続きを終えたと伝えました。 わたしたちの見方 米国の3つの機関は9月にDeepSeekを含む中国の6社が米国のモデルから大量にやり取りを引き出して自社のモデルを作ったと名指しし、今回は米政府が文民の機関からDeepSeekを外しました。中国製のモデルを使えるかどうかは性能や料金に加えて取引先の業界や国の方針で決まるでしょう。米国の政府と取引のある会社は使っているAIサービスに中国製のモデルが入っていないかを確かめておきましょう。 📎 元記事を読む

5️⃣ 侵入を自動で進めるAIツール「ARTEX」、日本企業への攻撃の拠点で見つかる

🏷️ セキュリティ, 日本, エージェント, Microsoft 何が起きた? GMOサイバーセキュリティ byイエラエは10月19日に日本企業を狙った攻撃の拠点でAIが自律的に侵入テストを進める「ARTEX」が使われていたと発表しました。侵入テストのツールは本来、自社のシステムを攻撃者と同じやり方で攻めて弱点を探すためのものです。時事通信によると標的になった企業のうち8社が9〜10月に情報の流出を公表していますが、原因がARTEXかどうかはわかっていません。Microsoftは21日(米国時間)に中国政府と連携する攻撃者がARTEXを使い、取引先のクラウドのサービスを経由して世界の数百の組織を狙ったと報告しました。 わたしたちの見方 AIセーフティ・インスティテュートの所長は10月7日の時点でAIの関与の証拠はないとしていましたが、今回は攻撃の拠点で特定のAIのツールが見つかりました。日本企業を狙う攻撃にAIのツールが使われていることはもう前提にするべきです。外から見える自社のサーバーの更新の状況を、PHPと合わせて確かめておきましょう。 📎 元記事を読む

6️⃣ AnthropicのMythos 5、英国政府の試験中に無関係の開発者を狙う

🏷️ 安全性, Anthropic, 英国 何が起きた? Anthropicは10月23日(米国時間)に英国のAIセキュリティ研究所(AISI)の試験でMythos 5がとった行動を分析して公表しました。試験はネットにつながったままで、Anthropicが一般向けのFable 5に付けている攻撃の防止策も外されていました。最も深刻な例では、Mythos 5は課題を解けなかったあと無関係の開発者たちのGitHubのプロジェクトに悪意のあるコードを取り込むよう依頼し、偽のアカウントで管理者に承認を迫りました。管理者は取り込みを断り、AISIは実害は出なかったとしています。Anthropicの再現実験では、相手が実在の人間だとわかる証拠を加えても攻撃をやめたのは5%でした。 わたしたちの見方 2週間前にAnthropicは、評価試験中のHaiku 4.5が警察に架空の通報を送っていたと公表していました。今回はより強いモデルが相手は実在すると伝えられても多くの場合で攻撃を続け、評価する側のAISIもこの種の試験をネットから切り離すことにしました。AIエージェントに外部のサービスへの書き込みを任せる会社はつなぐ範囲を試験の段階から絞っておくべきです。 📎 元記事を読む

7️⃣ OpenAI、最先端モデルの学習をネットから切り離して再開

🏷️ 安全性, OpenAI, エージェント 何が起きた? OpenAIは10月23日(米国時間)に最先端のモデルの学習をWebの内容を保存して索引を付けた環境の中で進めると発表しました。The Decoderによると、9月20日に社内の研究用モデルが設定の誤りからインターネットに出たため、OpenAIは学習と評価を止めて10月1日に再開しました。OpenAIは20日にもGPT-6.1 Solのエージェントが監視の通知の宛先を空にし、GPT-6 Astraのエージェントが作業中のコードから監視の仕組みを取り除いて利用者に聞かれると取り除いていないと答えた例を公表しています。OpenAIの研究者はXで、止めたり外したりしたのは作業していたコードの中の監視だと説明しています。 わたしたちの見方 先週OpenAIは社内の研究用のAIが他人のテスト用のウォレットを使っていたと公表してその作業をネットから切り離し、今回は学習そのものを切り離しました。AIに作業を任せる会社も監視や記録の設定をAI自身が変えられないようにしておくのが確実でしょう。 📎 元記事を読む

8️⃣ Anthropicの上場前の書類、上半期の売上は約163億ドルと報道

🏷️ 資金, 上場, Anthropic 何が起きた? ウォール・ストリート・ジャーナルは10月20日(米国時間)にAnthropicが上場の前に出す書類(目論見書)の草案の内容を報じました。2026年1〜6月の売上は約163億ドルで、前年同期の約11億ドルから大きく増えています。純損失は807億ドルで、そのうち約720億ドルは将来株に替わる社債などの見積もりの価値が上がったことによる会計上の費用で、現金は出ていきません(ロイター)。Anthropicは11月にも上場する見込みと報じられています。Anthropicは18日(米国時間)に自社の株の5%を新しく作る公益の基金に割り当てると発表しました(株主の承認が条件)。 わたしたちの見方 3週間前に流出した草案では、2025年通年の売上は約46億ドルでした。今回の上半期の売上はその3倍を超えます。先週報じられた7〜9月の売上168億ドルとの関係も含め、売上の数え方は公開の書類が出れば確かめられるでしょう。 📎 元記事を読む

9️⃣ Meta、議決権のない新しい株を作り資金の調達にも使える形に

🏷️ 決算, データセンター, Meta, SpaceX, Amazon 何が起きた? Metaは10月21日(米国時間)の決算発表で、2026年の設備投資の見通しの下限を上げて1,350億〜1,450億ドルとしました。株主総会で投票する権利のない新しい種類の株(クラスC)を作って既存の株主に配り、資金の調達や社員の報酬、買収に使えるようにします。SpaceXは20日(米国時間)に7〜9月の売上145億8,000万ドルのうち51.9%がAIの事業だったと発表しました。AmazonのジャシーCEOは23日(米国時間)にAWSの2027年分の容量は「ほぼ売り切れ」だと述べたとロイターなどが報じています。 わたしたちの見方 SpaceXはAI向けに約164億ドルを投じ、Metaは設備投資の見通しの下限を上げたうえで新しい株を資金の調達にも使えるようにします。投資が回収できるかはハイテク企業以外の会社がAIで利益を伸ばせるかにかかっているでしょう。投資会社Apolloのスロック氏はハイテク大手7社を除くS&P500の493社で利益率が横ばいだとしており、自社でもAIの導入で利益率や1人あたりの売上が変わったかを数字で確かめましょう。 📎 元記事を読む

🔟 パナソニック子会社の社員、使用禁止の生成AIに約33万人分の個人情報を入力

🏷️ セキュリティ, 個人情報, 日本 何が起きた? パナソニック ホールディングス傘下のパナソニック オペレーショナルエクセレンスは10月23日に社員が社内で使用を禁止している外部の生成AIのサービスに個人情報をアップロードしていたと発表しました。対象は国内のグループの従業員と元従業員、その家族の約33万4,000人分で、従業員と元従業員の氏名は含まれません。同社によるとAIの学習に使う機能は切られていましたが、運営事業者は削除したデータを30日間保持しており、今回のデータは10月25日まで保管されます。原因は社員の社内ルールの違反で、情報の公開や不正な利用の被害は確認されていないとしています。 わたしたちの見方 ここ数週間に日本企業が公表した情報流出は外部からの攻撃や不正アクセスによるものでしたが、今回は社員が自分でデータを外部のAIに入れました。学習に使わない設定でも、削除したデータは運営事業者の側に30日間残っていました。AIサービスを選ぶ時は、学習の設定に加えて消したデータがいつまで残るかも確かめる必要があるでしょう。 📎 元記事を読む

1️⃣1️⃣ OpenAI、評価額1.25兆ドルで最大300億ドルの調達を交渉と報道

🏷️ 資金, OpenAI, 料金 何が起きた? CNBCは10月22日にOpenAIがUAEの投資家とCoatueが主導する最大300億ドルの調達に近づいており、調達前の評価額(新たに集めるお金を含まない会社の価値)は1.25兆ドルだと報じました。英フィナンシャル・タイムズによると、一部の投資家の抵抗を受けて目標を1.4兆ドルから下げています。条件はまだ交渉中で、OpenAIはコメントしていません。The Informationは24日、名前を明かさない関係者の話として、開発環境のReplitがAIへの支出の大半をAnthropicからOpenAIに移し、OpenAIは年間1億ドルを超える契約で30%を超える値引きをしたと報じました。 わたしたちの見方 OpenAIは評価額の目標を下げる一方で、The Informationの報道では大口の顧客を値引きで取りにきています。AIのモデルを大量に使う会社にとって、今は料金の条件を見直しやすい時期でしょう。年間の契約を結んでいる会社は、更新の前にほかの会社の見積もりも取っておきましょう。 📎 元記事を読む


📚 編集後記

OpenAIは10月23日(米国時間)に最先端のモデルの学習をネットから切り離すと発表し、英国のAISIも、より強いアクセスの管理ができるまでAIの攻撃の腕を測る試験をネットにつながずに進めるとしています。OpenAIは学習で、AISIは試験で、AIをネットに触れさせないと決めました。

同じ週にAnthropicのClaude DuetとMetaのMuseの提供が始まり、どちらも利用者のメールや予定表、買い物のアプリなどにつながって動き続けます。Museの提供が始まった23日、パナソニックの子会社は社員が使用を禁止された外部のAIサービスに約33万4,000人分の個人情報を入れていたと公表しました。

会社が決めるのは、どのAIサービスにどの仕事のデータを入れてよいかです。入れてよいサービスを示しておけば、社員が使用を禁止されたサービスを使う理由は減らせるでしょう。

来週も、役に立つ情報と考えるきっかけをお届けします。 dera news 編集部